義歯
口にぴったりフィットする入れ歯
自分の歯が残り少なくなってしまった場合、取り外しができる義歯(入れ歯)で補います。患者さんの残っている歯の数や歯の位置、歯がない部分の状態、正しい咬み合わせの位置などを細かく診断したうえで口にぴったりフィットして正しく咬める入れ歯を作成していきます。少数のインプラントと合わせて、動きにくい義歯を設計することも可能です。
ノンクラスプデンチャーや見えないクラスプ義歯
「入れ歯のバネが目立って人前で恥ずかしく口が開けられない。喋られない。」という方はいらっしゃいませんか?そんな方にぜひ使っていただくのが、ノンクラスプデンチャーです。
ノンクラスプデンチャーの最大の特徴は、目立たないこと。金属のバネが見えずに自然な外観を保てるのが特徴です。また、弾性があるので、痛みが出にくい特徴があります。ほかにも、材質のつなぎ目がほとんどないため、掃除がしやすく衛生的な特徴があります。
ただし、素材自体の寿命は約3年程度といわれています。金属を使った入れ歯に比べて長持ちしないデメリットがあります。
【コーヌステレスコープ義歯】より安定感がある入れ歯
コーヌステレスコープ義歯とはドイツで開発された部分入れ歯です。支えとなる歯に内冠をかぶせ、入れ歯についている外冠と組み合わせて口に固定する義歯です。十分な歯と歯周組織の手入れが必要です。
コーヌステレスコープ義歯の特徴
●安定感があり、取り外しが簡単
茶筒は凹凸や引っ掛かりがないのに、しっかり蓋ができます。本体を強く振っても蓋は外れませんが、蓋をゆっくり動かすと簡単に開けることができます。コーヌステレスコープも同じ原理です。口の中でしっかり固定できるうえに、着脱が簡単で残った歯に負担がかかりません。
●外見から入れ歯だとわからない
クラスプと呼ばれる金属のバネを使用していないので、見た目が自然で審美的に優れています。