インプラント-別部オーラルヘルスケア&クリニック|中央区日本橋の歯科・歯医者

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インプラント

歯がなくなって困っている方へ

虫歯や歯周病、その他の原因で歯を失ってしまったとしたら。正しく咬めないのはもちろん、咬み合わせが悪くなったりして頭痛や肩こりなどを引き起こす原因になることがあります。
また、歯がないことで発音が上手くできなくなったり、「大きく口を開けて笑うことができない」「見た目が気になる」と日常行動が消極的になってしまうことがあります。脳機能も劣化することが報告されています。歯や口腔機能が失われることで私たちは想像以上のデメリットを受けることになります。定期的に管理を受け、早めに問題点をみつけて治療してあなたのQOLを高め、毎日を笑顔で過ごすようにしましょう。

インプラント補綴治療方法

デジタルインプラント(以下インプラント)は歯を失ってしまった部分にインプラント(人工歯根)を埋め込み、人工の歯をその上に取り付けて咬む機能を回復させる治療法です。天然歯と同じように咬めて、術前計画をしっかり立てて正しく上手に行えば、見た目の自然さも審美性も手に入れることができます。3ヶ月ごとの定期メインテナンスが必要です。

【当院のインプラント治療の特徴】精微な回復治療を受けるために

インプラントは、ただ骨のあるところに埋入すればよいわけではありません。鏡を見たときあなたの口の中を観察してみてください。歯はどのように生えていますか?歯の大きさや生え方、歯並び。それは唯一の“あなたモデル”であり、大きさや形、生えている方向などは十人十色です。噛む力、歯の位置、上下の歯のアーチを整えたうえで、骨のないところは骨や周囲組織を造って埋入する必要があります。

サージカルステントやサージカルガイドは、将来どんな歯の形になるかワックスで作った3次元的設計図を元にインプラントを埋め込む位置を緻密に計算、計測するために使う個別埋入を精微に行うガイドです。CTのデータと口腔撮影の2つのデータに基づいて3次元的にインプラントの埋入位置を定め、その箇所にピンポイントで誘導するための個別装置です。これを用いることでインプラントの位置・方向・長さなどを事前に決定してできる限り、正確に埋入誘導していきます。

インプラント治療の流れ

  • 初診カウンセリング
    インプラント治療では精密治療なので、的確な治療と同じように大切なのは特に患者さんと医師・スタッフとの信頼関係が必要です。患者さんは「インプラント治療ってどんな方法?」「どのくらいで咬めるようになるのだろうか?」「痛みは?日常生活に影響はあるのだろうか?」とさまざまな疑問や不安を感じているでしょう。
    それらの疑問を明確に答えるためにも、インフォームドコンセントのカウンセリングが大切です。気になることがあれば何でも医師やスタッフに相談してください。検査や診断結果、症状をもとにインプラント治療(治療方法・治療期間・費用)の利点・欠点についてご説明してご理解いただきます。
    どんなに優れた治療でも、うまく機能しなければ、それは良い治療とはいえません。しっかりご理解、納得してからインプラント治療をスタートさせ最良の結果を得たいものです。
  • 全身的な基礎疾患がある方は、事前に担当医と相談してください。手術可能な状態に病状をコントロールしてから治療を行うことが一般的
  • 口腔内の診査とカウンセリング
    インプラント治療のために必要な検査を行います。お口の中の状態を詳しく調べるために、口腔内診査、歯肉の検査、レントゲン写真撮影、CTレントゲン撮影、口腔内写真撮影、歯列模型作製、心身のアンケート調査などを事前に行います。これらの検査結果をもとに、3次元画像を作成して精密な治療計画を立てます。それからご説明します。
    インプラント治療の前には口腔感染症の虫歯治療や歯周病治療、口の中の細菌を減らすためにクリーニングや処置を行います。「早くインプラント治療を進めてほしい」と思われる方もいるでしょうが、口腔内の細菌や炎症など環境が悪いのに、インプラント治療を先行しても感染の確率が増すだけです。健康にはならないからです。
  • 一次手術(インプラント埋入手術)
    手術は無痛麻酔をしてから行います。

     ●上顎の骨が足りない場合(上顎洞との距離が短い場合:上顎洞に骨生成術を行います)

     ・サイナスリフト
    歯を失うと歯槽骨の吸収が起こり、骨が薄くなっていきます。この場合は専用の器具を用いて上顎洞底部を押し上げ、骨補填材を入れることで上顎洞底部の骨を増成します。人口骨の骨置換には数ヶ月から数年かかります。骨誘導剤(リグロス)を併用することも多いです。
    ・ソケットリフト
    顎洞のインプラントを植える穴から顎洞粘膜を剥離して骨補填剤(骨生成剤)を充填して、少しずつ上顎洞粘膜=シュナイダー膜を押し上げます。骨補填剤の分押し上げられた粘膜は数ヶ月から数年かかって骨置換していきます。そのぶん骨の厚みが増してインプラント治療適用ができるようにします。

     ●上下どちらの顎にも骨が少ない場合の対応

     ・骨移植術
    下顎上行枝などからドナーとして骨を採取し、足りない部分に採取骨をねじ止めして数ヶ月待ち骨造成を行います。その後、一時埋入手術を行います。欠損量が少ない場合は、一次埋入と一緒に自家骨や人工骨などを移植することがあります。
    ・骨再生誘導法(GBR)
    骨の幅や高さがない部分に骨を再生させる方法です。(1)インプラントを埋入する前に骨を増やす方法(2)インプラント埋入と同時にGBRを行う2つの方法があります。

    (1)歯肉の中に骨の再生時間を待つ特殊な膜(=再生用メンブレン)を入れます。欠損量や個人差はありますが3~6ヶ月間骨が再生するのを待ちます。膜を除去して、骨が膜の下に再生されていれば、インプラントの埋入手術を適用します。

    (2)インプラント埋入と同時に骨再生誘導法(GBR)を行います。約3~6ヶ月後に膜を除去して骨造成されていれば上部構造を作製する手順に入れます。BGR膜(メンブレン)は歯科治療以外でも人工血管や人工硬膜、縫合糸などに使用されており、医療分野で一般に高い評価を得ている安全な素材です。

  • 抜糸
    2~3週間後に抜糸します。一次手術後インプラントと骨が結合するまで上顎の場合約3ヶ月、下顎の場合も約3ヶ月間待ちます。
  • 支台装置(アバットメント)装着・印象採得(型どり)・上部構造(冠)の装着
    2次手術で歯肉が治癒したらアバットメントと呼ばれる支台装置を設計し作成します。カスタムアパットメントを取り付けて、上部構造も設置して、咬み合わせ調整します。
  • 上部構造の調整とメインテナンス
    装着した上部構造(人工歯・クラウン)を調整して、さらに自身の口腔内に合わせます。これでインプラント治療はひと通り終了ですが、その後数ヶ月ごとにメインテナンスして、安全を極力保ちます。

インプラント治療後のメインテナンスについて

患者さんの状態によって異なりますが、3ヶ月に1回程度のメインテナンスを受けてください。

「インプラント治療を受けたから、もう虫歯や歯周病になることはない」と安心するのは大きな間違いです。インプラントは人工物ですから虫歯になることはありませんが、歯肉や歯周組織はそうではありません。インプラントを埋入している部分に細菌である歯垢(プラーク)が溜まると支えている歯槽骨が破壊され、放っておくとやがて骨が吸収してインプラントが脱落してしまいます。自然歯の歯周病と同じようにインプラント歯周炎にかかる可能性があるのです。

毎日のお手入れはもちろん、定期的にメインテナンスを受けていればインプラントはう蝕にならないのでかなり長期的に使える可能性があります。

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